心膜切除術

心膜切除術

心嚢膜切除術とは、心臓と心臓を覆う心嚢膜の間に心嚢水という液体が溜まり、心臓の動きを悪くしてしまう病気(心タンポナーデ)に対して行います。
心タンポナーデを発症すると、心臓からの血液量が減ることで循環器不全になり動けなくなったり虚脱したりします。従来の開胸手術では、胸を大きく切開する必要があり、非常に大きな痛みや呼吸能力の低下をまねき、動物たちに与えるダメージは極めて大きなものでした。
しかし、胸腔鏡下手術によって小さな傷で最小限の負担で手術を行うことができます。
この手術は内視鏡手術のメリットが最大限に生かされるものです。

腹腔鏡で心嚢膜切除術を行うメリット

①開胸手術に比べ、何より手術後の痛みが少ない。
②呼吸筋を切断しないため呼吸能力の低下を抑え、手術後の合併症を起こしにくい。
③手術後の入院期間を短くすることができる。

©CHAM動物内視鏡外科チーム