どうぶつ内視鏡外科ネットワーク

第23回日本獣医内視鏡外科学会学術総会（学会としては第１回）において会長基調講演を行わせていただき、多くの方々がお越しくださり、熱心に耳を傾けていただくことができました。

2005年に内視鏡外科研究会を同志と共に立ち上げ、この18年間多くの方々のご支援とご指導をいただきながら、動物たちへの内視鏡外科手術の発展を目指し、歩み続けて来ました。

当時、日本の獣医療においては、内視鏡外科手術を行う獣医師は殆どおられず、様々な経験をさせていただきながらも、今までの道のりは決して平坦なものではありませんでした。

しかし、今確かに日本の獣医療において、動物たちの身体に負担が少なく、拡大された鮮明な視野を得られる内視鏡外科手術の必要性、重要性が広く認められて来たと実感します。

これからも、命と向き合う者たちの信念や情熱を絶やさず、様々な内視鏡外科手術に関する知識や技術を学びながら、また一歩ずつ前進して行きたいと思います。

文責：江原郁也
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