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犬の「副腎腫瘍」に対する腹腔鏡下副腎摘出術:獣医科大学6年生の学生さんが見学に来てくれました

2023.12.29

その感想を寄せてくださいました。

昨日は素晴らしいお時間をいただきありがとうございます。
内視鏡での副腎摘出術は初めてで、摘出された副腎と画面上での見え方の違いを生で見て、改めて拡大鏡の良さを感じました。

シーリングや剥離をする際の鉗子の角度を変えれたりなど、動きの自由性が高いことも感じました。奥行きの把握に関しては難しそうだと感じました。

私の大学では1週間入院を要する症例に対して、術創の小ささを目の前で見るとメリットを強く感じます。本来の生活に戻るまでのスピードが早いと思いました。

江原先生が他の獣医師さんと話し合いながら手術されている姿を見て議論の場は麻酔外科学会だけではなく、現場でも行うことが大切で、獣医師同士のコミュニケーションも活発な方が全員の成長の場として良いと感じました。

お疲れだったと思いますが、ご飯も連れて行っていただきありがとうございました。
また、ぜひ見に行かせていただけばと思いますので、ご迷惑でなければよろしくお願いします。

腹腔鏡手術は、動物たちの命を守るための革新的な手術法の一つです。
私たちは、常に最善の治療方法を検討し、熟練した最新の技術を持って動物たちの命を救うことが求められています。
次世代の動物医療を担う ”誠実で情熱的な若者たち” と、一つの命に向き合うことが出来たことを誇りに思います。
共に学んでいきましょう。また来てくださいね。

手術の見学に来てくれた二人の学生さん  
東京動物医療センターにて

この写真は、手術が終わってお腹が空いてみんなで食べた美味しいチヂミです。
学生さんがアルバイトしている焼肉屋さんにて

文責:江原郁也
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